2010年01月09日

徹底しなければ、意味がない。

地方に行けば、
その土地出身の偉人の資料などを展示した
「○○記念館」というのがあります。

しかし、面白いところはなかなかありません。
よほど興味のある人でないと、見ても感動しません。
展示しているものがしょぼいことも多々あります。

お金をかけた立派な建物も多いのですが、
あまり人は来ていません。

それは、宣伝が少ないこともありますが、
そんな記念館を1つ作ったところで、
誰も興味を示さないからです。

わざわざ、それだけのために足を運んだりはしません。

地元の人は、郷土の誇りだと
思っているかもしれませんが、
今現在注目されているような人物でもない限り、
誰も見向きもしません。

NHKの大河ドラマとか朝ドラの登場人物なら、
人は見に来るでしょう。
それでも、一過性で終わってしまいます。
なのに、地元の人はこのような記念館を作り、
遊ばせています。

ここで足りないのは、“もっと徹底してやる”ことです。

記念館を1つ作ったら、それで満足してしまっています。
そうではなくて、まち・村全体をその偉人で
埋め尽くすくらいのことはできないのでしょうか。

たとえば、物語の作者なら、
その作品の一部を彫った記念碑を
村中のあちらこちらに建て、
ウォークラリーをするとか。

俳人なら、吟行する。
物語を村芝居に仕立てて上演する。

産品にも、その人物を活かす。

「○○まんじゅう」だってかまわないのです。
無理やりにでも、「○○の湯」という温泉施設を
演出しても良いでしょう。

とにかく、すべてを統一してやることです。
これだけやれば、マスコミも注目しますし、
全国にも知れわたります。
記念館1つじゃ、誰にも知られません。

こういったことを役場などに言うと、
必ず同じ答えが返って来ます。

「予算がない」。

“ならば、初めからやるな。金のムダ遣いだ。
 いらぬ道路整備にばかり遣わず、
 もっと大切なことに遣え。
 町民・村民は、土木関係の人間ばかりじゃない。”

おっと、口調が荒くなってきたので、
このあたりでやめます。

言いたいのは、何事も徹底してやることの大切さです。
徹底しなければ、人びとは認めてくれません。
注目してくれません。


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2010年01月08日

まずは、地域資源の洗い出しから。

地域の活性化のために私たちはこれをやるんだ!
という明確なテーマが決まっている場合は良いのですが、
まちや村のために何かをしなければ、
というのが出発点なら、まずは、
自分たちの地域に「何があるのか?」を探り出したり、
見直したりする必要があります。

まったく何も無い土地など存在しません。
歴史的な人物が生まれていたり、
めずらしい建築物、民話があるかもしれません。

もし、そういったものが無くても、
美しい自然、素晴しい風土・風習があります。
人もいれば、山や川、海、田畑もあります。
それで充分です。

とにかく、調べることができるものは、
まちづくり・村おこしの素材として、
たくさん集めるようにしましょう。

単なる古い言い伝えでもかまいません。
加工の仕方・味つけ次第では、
素晴しいテーマとなり得ます。

そこで注意すべきは、
実行メンバーだけで素材を集めようとしないことです。
できれば、住民すべてに声をかけることが望ましいです。

メンバーのつながりだけでは、限界があります。
アンケートでも良いでしょう。
地区ごとに集まってもらっての
聞き取り調査でも良いです。
“小さなもの”を見逃さないようにしてください。

素材がたくさん集まったと仮定して、
その中から発想を広げていけそうな素材を
選び出す作業が待っています。
これは簡単なことではありません。

素材のひとつひとつについて、
どう料理すれば使えるかを考えてみるくらいの気持ちで、
じっくりと選び抜いてください。

この作業をいくつかこなしていると、
徐々にアイデアの出し方、考え方、まとめ方が
身についてくるはずです。

また、メンバーの特性などを見極めることができ、
今後の活動方法などの参考にすることもできます。

次の『アイデア出し』のステップと考えて、
ぜひともやって欲しい作業です。


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2010年01月07日

ここは日本だ、ということを忘れるな。

海外の都市と姉妹提携した。
だから、村をその都市のような風景にしたい。

海外視察で、ヨーロッパの美しい風景に出逢った。
だから、村にヨーロッパの建物を再現しよう。

村の施設をバロック建築にして、
みんなをアッと言わせよう。

外国の街をそっくりそのままミニチュアにして、
たくさんの客を呼ぼう。

なんと、愚かな者たちよ。ここは日本です。
永年育まれて来た風土・文化の中で、
そんなものが似合うはずはありません。

気候も違えば、風景も違う。人種も違う。
違和感が無いわけがありません。

一時的には、もの珍しさで
人はやって来るかもしれませんが、
すぐに飽きられます。
やがて、誰も来なくなり、さびれていくのです。

単なるムダ遣いをしただけとなります。
こんなことを考えるのは、
だいたい成り上がりの俗物議員が多いのですが。

“日本の良さ”を考え直してください。
美しい風景・伝統文化があったではないですか。

「テーマパーク」を作るというのなら、
話はわかりますが、「東京ディズニーリゾート」を
超える自信があるのでしょうか。

いまやテーマパークは考えるだけムダです。
お金がかかるわりに、成功は難しいのです。

それよりは、「まち・村」の個性をテーマにし、
まち・村全体をテーマパークだと
考えてみてはどうでしょうか。


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2010年01月06日

まち・村の“色”づくりをぜひ。

簡単にいうと、まち・村のシンボルのような
『色』を決めるということ。
風土・風習、土地柄のことではありません。
本当の「カラー」。

色というのは、人に訴える力があります。
つまり、印象が強く残るのです。
まち・村のいたるところに同じ色があれば、
その土地の印象は“○○色のまち・村だ”
ということになります。

だからといって、自然が多いから緑、海辺だから青、
雪国だから白では、
同じような土地はいくらでもあります。

そうではなくて、その土地にマッチングした色。
もしくは、目指そうとするテーマにそった色です。

たとえば、いろんなところで黄色を使うとします。
実は、風水をテーマにした村おこしなんだ、
という具合に。

栃木県の那須地方では、
看板やサインがすべて「茶と白」で描かれています。
地元商店のみならず、
大手チェーンのレストランやコンビニでも、
茶と白で統一されています。
この徹底ぶりが重要なのです。

まち・村のイメージが、色だけでも作れてしまうのです。
しかも、統一することで、美しい景観をも創出されます。

スイスのある村では、条例によって
屋根の色が「深い赤」で統一されています。
しかも、屋根の向きさえ規制されています。
これによって、見た目の美しさが保たれているのです。

街並みのきれいな地域では、
景観条例が施行されているところが多くあります。

建物は通りから何メートル中に
建てなければならないとか、
何階以上の建物は建てないとかです。

持ち主の勝手だ、と思われる方もいるでしょうが、
こうした「申し合わせ」に納得してもらわなければ、
美しい街並みを保つことは難しくなるのです。

中味で勝負! などといっても、
初めて来る人にそんなことはわかりません。
見た目が大切なのです。
第一印象が悪ければ、二度と来てくれません。


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2010年01月05日

移住者の意見を聞け。冷静に見ている。

まちづくり・村おこしの基本に、
「風」「土」論というものがあります。

「風」とは、外から訪れる人たち。
「土」とは、その地に根づいた人たち。

まちづくり・村おこしには、
「風」と「土」の両方が必要だという考え方です。

「土」の人は、概して自分たちの地域のことは
見えにくくなっています。
そこで、「風」である外部の識者や専門家の
意見を求めるのが良いのです。

外からの視点や知恵を導入することで、
地元の人たちは刺激を受け、
あらためて自分たちの地域の良さや悪さを
発見できるのです。

しかし私は、識者や専門家ではなく、
都会からやってきた移住者に
意見を求めることを奨めます。

まったくの外部の人では、
地域の外面しか見えないことが多く、
地元に根づいた考え方がなされない心配があるからです。

アイデアは出てくるでしょうが、
はたして本当にそれが地元に合っているのかどうか。

しばらく暮らした移住者なら、
地元の風土・風習もわかってきて、
見た目ではわからない、
本当の良いところ・悪いところを知っています。

そのうえ、永年の都会人の感覚も持っています。
都会人の求めるものもわかるし、
田舎の人の考え方も理解できます。
つまり、冷静に物事を判断できるのです。

私もそういう立場の人間ですが、
地元を絶賛することもあれば、
おもいっきり悪口を言うこともあります。

良いところ・悪いところが見えています。
地元の人は、良いところも悪いところも
気づいていない場合が多いのです。
だから、ぜひ移住者に意見を聞いて欲しいのです。

その時に注意したいのは、地元には、
「よそから来た人に、何がわかる」
と言う人が必ずいるということ。

こんな人は、メンバーに入れない方が良いでしょう。
もしくは気長に説得する根性を持つことです。

まあ、知らぬ顔をしていても、事が成功すれば、
まったく逆の発言をするはずですが。

よそから来たからこそ、
物事を冷静に見ることができるのです。

新しい息吹を運んでくれる「風」を感じ、
「土」を耕していきましょう。


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2010年01月04日

メールマガジンを活用しろ。

まちづくり・村おこしを実践しているものの
来訪者・移住者が増えない。
ホームページも作ったが、あまり見てもらえない。

そんな悩みも多いことでしょう。
それは、宣伝不足に他ならないのです。

アイデアも悪くないのに人が集まらないのは、
それを人びとが知らないからです。
もっと広くアピールしなければ、
興味さえ持ってもらえません。
では、どうすればいいのでしょうか。

これまでの発想だと、新聞・雑誌に広告を打ったり、
旅行代理店に依頼するところですが、
それでは広告費やマージンがかかり、
長続きしなくなります。

マスコミに記事として取り上げてもらえれば、
無料で宣伝できますが、
その場合はアイデアにインパクトがなければなりません。
また、掲載されたとしても
1回限りであることが多いのです。

そこで、「メールマガジン」の発行をお奨めします。

イベント情報はもちろん、
地域の面白いこと・面白い人、産品情報、遊び、
宿泊情報など、都会の人が知りたがる、
読んでいて楽しい情報を流すのです。
むろん、定期的に。

現在、グリーンツーリズムや田舎暮らしに
興味を持っている人はたくさんいます。

私は以前「実践的・田舎暮らし入門」
というメールマガジンを発行していましたが、
2500名の読者がいました。
田舎の良いところ・悪いところを
書いていただけのものに、
これだけの読者がいてくれたのです。

同じようなマガジンも多くあったので、
その読者数も考えれば、田舎に興味ある人は、
とても多いことがわかります。

これを使わない手はありません。
宣伝もできれば、直接モノを売ることもできます。

また、マスメディアと違って、
対象を絞り込んだアプローチができます。
これが、最大のメリットだと言えます。

今すぐ始めてください。
ITの世界は“また明日”は通用しません。

最後に、読者が多いメールマガジンの
特長を書いておきます。

懸賞やハウツーものは別として、
ライターの個性が出ているものには、
多くの読者がついています。
企業からのものでも、ビジネス向けでも、
私的なものでも、情報の多さではなく、
ライターの面白い個性が出ているものです。

追伸:現在、ブログを活用する方が増えていますので、
   そちらも検討された方が良いでしょう。


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2010年01月03日

“みんなでやろうよ、何かやろうよ”の推進。

まち・村の人びとみんなが、
このかけ声に賛同して何かを始めれば、
とても大きな力になります。

何でもいいから、同じ趣味を持つ人が集まって、
まち・村おこしにつながるようなことを始めるのです。

老人クラブや趣味のクラブなどは多々ありますが、
年に1度の文化祭で
関係者以外は観ない展示をやっているくらいです。

こういった活動は、生涯学習としては良いでしょうが、
まち・村おこしにはつながりません。

住民みんなが「まち・村」のことをもっと考え、
もっと外にアピールしたいと望むようにならなければ、
まち・村おこしは成功しません。

自分たちのやっていることに誇りを持ち、
自慢するくらいになることが大切です。

しかし、なかなか「いいだしっぺ」がいません。
つまり、発起人。

“みんなでやろうよ、何かやろうよ”と言い出す人です。

誰かが言い出すように、行政なり、
まち・村おこしの組織が仕向けなければいけません。
同じような趣味を持つ人は、多いはずです。

たとえば、木工。
みんなで販売できるような木工品を考えたり、
教室を開いたりもできます。

趣味で野菜づくりをしている人たちを集めて、
「プチ農家」
生業としてはムリでも、
農家レストランを開店させたり、
収穫祭イベントもできます。

お菓子づくりが好きなら、
みんなでお菓子工房をつくります。

陶芸やパッチワークなども
“売れる”製品をめざします。

みんなが『売る』ことをめざすのは、
技術の向上にもつながるし、
まち・村おこしの意識の向上にもなります。

やる気も出ます。生きがいにもなります。

みんなが、まち・村おこしを競えばいいのです。
そして、こうした活動をひとつにまとめると、
まち・村おこし文化祭も考えられます。

また、グループが活動しやすいように、
行政もバックアップしなければなりません。

場所の提供や資金援助・融資、宣伝などです。
みんなができることをめいっぱいやるのです。

「1グループ1名産品」ができるくらいになれば、
イベントなどしなくても、
わがまち・わが村へ人はやって来ます。

田舎の人はシャイな人が多いのです。
なかなか自分からは言い出しません。
誰かが言ってくれれば、
自分もやってみようかと思うのです。

「いいだしっぺ」が必要なのです。
その役割を果たすことができるのは、
行政か移住者かもしれません。



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2010年01月02日

住民の意識を高めろ。

まちづくり・村おこしの委員たちが動き出しました。
アイデアに沿って、
あちらこちらを駆けずり回っています。

さてそこで、
その活動のことを住民は知っているのでしょうか。

会ができたこと。アイデアが決まったこと。
何かを作ろうとしていること。

大抵の場合、住民は知らされていません。
知っていても、会の存在のみです。
PRすることを忘れているのです。

実際に活動するのは委員たちだけかもしれませんが、
住民が活動を理解しているのとそうでないのとでは、
成功を左右するほどのパワーの差が出ることを
覚えておいてください。

昔から、
『まちづくりは“人づくり”』だと言われています。

どれほど良いアイデアや仕組みが生まれても、
そこに住む人たちが、同じようにまち・村を愛し、
他の地域の人に知らせたいと望む心が無ければ、
まちづくり・村おこしは成功しません。

住民が愛していないような土地に、
訪問したいと思う人間はいません。

まず、まち・村がやろうとしていることを
住民全員に知らせ、理解を得て、
できることを協力してもらえるような
土台づくりをすることが大切です。

みんなが同じ方向を見て、
自分たちのまち・村に人が来て欲しい
と望むようになるためには、
委員たちの活動をできる限り住民に知らせ、
また意見があれば聞き取るような体制を作り、
住民全体の意識を高めることが重要なのです。

まちや村は、みんなで作るものです。
ひとりひとりが自分の役割を理解し、
かつ果たさなければ、
良いまちづくり・村おこしにはつながりません。

“委員たちが何かやっているわい”ではダメです。
『私たちは、“これ”をやっている』となるように。

『“みんなでやろうよ、何かやろうよ”の推進』
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2010年01月01日

アイデアラッシュで、とにかく「数」を出せ。

地域資源は、洗い出したでしょうか。
では、それらを1項目1枚のカード(紙片で良い)に
書いてみましょう。

そのすべてをテーブル上にランダムに並べ、
メンバーでしばしの時間眺めてみます。
1日2日かけても良いでしょう。
その方が、アイデアが浮かんで来ます。

そして、そのカードから思いついたアイデアを
ブレーンストーミングと呼ばれる方法で
披露し合うのです。

この方法は、アイデア出しの会議などで
昔からよく使われるもので、少しだけルールがあります。

「自由奔放」「批判厳禁」などですが、
アイデアを思いついた人は、それを自由に話します。

その時に、他の人は簡単な質問以外は
喋らないようにします。

また、その場では絶対に批判してはいけません。
批判された人は、以後、意見を述べにくくなるからです。

その内容は、誰かがメモ書きしておきます。
こうした作業を繰り返し、
できるだけ多くのアイデアを出し合うのです。

こうした1つのテーマ(ここではまち・村おこし)から、
思いつくままどんどん発想をひろげていく手法を
「拡散思考法」と言います。
アイデア出しの手法として有効です。
これをどんどんやっていきます。

これが終れば、今度は「収束思考法」へと移行します。
あれこれ出したアイデアをもとに、
どのように活動に移すかや組み合わせるかなどを考慮し、
具体化をめざします。

どの案が自分たちのめざすものなのかを考えるのです。
つまり、書き出された“メモ”をまとめて行く作業です。

このように、いろんな事柄を繋ぎ合わせ、
1つの結論を導き出すのが、「収束思考法」です。

この2つの手法によって、まちづくり・村おこしの方向が
見えてくるようになります。

こうした手法に限らず、
自分たちの進めやすい方法で考えればいいのですが、
この手法は“見えなかったものが見えて来る”ので、
私はお奨めします。


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2009年12月31日

“食欲”を満たしてあげると、永遠に人はやって来る。

食の博覧会、フードフェア、物産展、駅弁大会……。
これらはいつも満員御礼。
「食」をテーマにしたイベントは、
何度繰り返しても、人々はたくさんやって来ます。

それは、人間の基本的欲求だからです。

物欲を満たしてあげても、それは一度きりのことです。
生きている限り、食欲は永遠です。
美味しいモノ、食べたことのないモノへの欲求は、
とどまるところを知りません。
これを満たしてあげれば、人々がやって来るのです。

簡単なことです。
美味しいモノを作るのは容易ではありませんが、
食べたことのないモノは、まわりに必ずあるはずです。

それは、郷土料理・家庭料理です。
その地方で昔から食べられている、
ごくありきたりの料理で良いのです。
都会の人にとってはすごく珍しいモノであり、
興味あるモノなのです。

「都会の人は、もっとハイカラなものでないとダメだ」
と思っている人は、いまだにいるのです。

グリーン・ツーリズムが広がっている現在でさえ、
こうした“ハイカラ”などという
古い認識の人が結構います。

それは、田舎の食堂・レストランの
メニューを見てもわかることです。

「ハンバーグ定食」「とんかつ定食」「海老フライ定食」
などがメインとなっています。
あとは、うどん・そば、丼物、カレーライス、
焼きそば、と続きます。

せっかく田舎に遊びに来て、
そんなものを食べたくはありません。
せめて2、3品、田舎を味わえるメニューが
欲しいところです。

『今』を認識している人は、農家レストランを開いて、
素朴な料理で来訪者の心を和ませています。

極端なことをいえば、
そこそこの味でしかなかったとしても、
都会の人には、珍しいモノを食べた
という満足感が生まれるのです。

また、田舎の雰囲気を出してあげれば、
美味しく感じるものです。

地元の産品でも家庭料理でも、
“こんなモノは喜ばれない”などと勝手に思い込まず、
まずはアピールしてみれば良いのです。

都会の人を招いて、意見を聞いてみるのも良いでしょう。
思わぬモノが、まちづくり・村おこしの
テーマとなるかもしれません。

食べるモノのあるまち・村は、必ず成功します。


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