2010年01月23日

“○○体験”の値段は、どうすれば?

全国のグリーンツーリズムの体験やイベントの概略が
紹介されている冊子を見ていると、
面白い体験メニューが増えてきたことと、
民宿・ペンションが、
「体験型」になってきていることがわかります。

いろんな地方で、
さまざまな取り組みが進んでいることは、
非常にいいことです。

その分、競争が激しくなり、
他とは違うメニューを考えなければならないのですが。

のんびり、うだうだ、
ボッーとしている場合ではありません。
計画があるなら、
いち早く行動に移さなければいけません。

しかも、他とは違うメニューで。
どこかであったなあ、とすぐに思いつくようなものでは、
人は来てくれません。

もうひとつ、気になったことがあります。
○○体験の参加費・体験料です。

どうしてこんなに高いんだと思うところと、
これは安い、行ってみたいと思うところがあることです。
つまり、同じような体験なのに、
値段に差があり過ぎるのです。

たとえば、和歌山県の田植え体験は「3000円」。
同じ田植えを徳島県でやると
「1000円(お弁当付)」。

わら草履づくりは、
前者「1800円」に対し、後者「800円」。

この違いは何でしょう?
実施している組織の違いや宿泊が絡んだりするので、
差が出ているようです。
これは仕方のない部分もありますが、
あまりにも差があり過ぎです。

前者は、それだけで“儲けよう”という
気持ちが見えているような気がします。

確かにグリーンツーリズムは、
「ビジネス」として考えなければならないのですが、
それだけで収益を出そうとせず、
他の付加価値部分で儲けるべきです。

あくまで人に来ていただくための手段・宣伝費として、
もう少し安くすべきです。

これに対して徳島の体験は、
宿泊施設が実施しているのですが、
宿泊客に限定しているわけではありません。

宿泊する人で収益を上げる+体験メニューで
宣伝しているのです。

体験の料金は、
「赤字にならない程度で、できるだけ安く」が理想です。
儲けようとせず、
手間賃が出れば良いくらいに考えましょう。

その場で、農作物や工芸品を売ったり、
温泉に入ってもらったり、宿泊してもらったりすれば、
儲けは出るはずです。

付加価値のビジネスを考えれば良いのです。
体験が安ければ、人は来ます。
人が来れば、宣伝をしなくても
モノ・サービスは売れます。
つまり、儲かるのです。


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2010年01月22日

○○の町・○○の村に変貌できないか?

鳥取県境港市は「おばけのまち」。
これは、ゲゲゲの鬼太郎の作者・水木しげる氏の
ふるさとだから、そうなったのです。

おばけのブロンズ像のある商店街や
妖怪神社などもあります。

栃木県宇都宮市は「ぎょうざのまち」。
駅前には、ぎょうざの像が建っています。
有名人の像なんかより、余程楽しいです。

香川県高松市は「さぬきうどんのまち」。
最近ブームで、ツアーがたくさん組まれています。

このように、○○のまち・○○の村という
名前がついている地域は、みんながよく知っています。
また、マスコミも取り上げ、
全国に情報を流してくれます。

地域をイメージできるものが1つあれば、
それだけでまちづくり・村おこしは、
成功の入口に立つことができます。

みなさんのまち・村には、何があるでしょうか。

そばの町? 昆布の町? かっぱの町? いのししの村?
ほうれん草の村だっていいのです。

とにかく1つのテーマで、
イメージを創ってしまうことです。
徹底することが大切です。

何もない、というのなら、これから創ればいいのです。

「里いもの村」だって、
徹底すれば、有名になることはできます。

農家はみんないもを作ります。
JAのマークをいもに変えます。
村章もいもマーク。いものキャラクターもできます。

農家レストランは、いものフルコース。
お菓子屋さんもいも菓子を作ります。
いも煎餅でもいいのです。

イベントはもちろん、いも煮会。いも掘りレースも。
里いもオーナー制度。学校給食にも「いもの日」。
いも田楽の屋台も面白いかも。

と、これくらいのアイデアはすぐに出るはずです。
問題は徹底することです。

すべてを1つのテーマで統一することに意義があります。
そうすれば、間違いなくマスコミがやって来ます。


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2010年01月20日

長く滞在してもらうには、宿泊費がカギ。

私の町では、ある年1年間、
月1回のペースで宿泊体験を実施しました。
が、結果は散々なもの。

しかし、たまに1日体験を実施すると、
なかなか好評となります。

これは、あきらかに宿泊費の問題です。

不景気な今、宿泊をともなう体験は
ちょっと躊躇されます。
観光名所でもない、ただの田舎の町に
高いお金を遣って泊まろうとは思わないのです。

茅葺きの古い農家に泊まれるとか、
料理がとても良いとかがないと、
人は泊まってくれません。

しかも、私の町の宿泊施設は、
建物も面白くなく、部屋も狭い。
料理が旨いという評判も聞いたことがありません。
露天風呂もありません。

そんなところに、
大人1人12.000円も出すはずはないのです。

旅館・ホテルの競争が激しい今、
露天風呂はあってあたりまえです。
人気があるのは、露天風呂付き客室となっています。
しかも料理は豪華。プレゼントもあったりします。

そんなところでも、
7.800〜9.800円で泊まることができます。
実に安くなっています。

ちょっと前の民宿の値段です。
今、民宿でこの値段を出せば、
とんでもない料理を食べることができます。

そんな時代に、何の特長のない施設に
12.000円は出しません。

体験にやって来た人に対しては、
4〜5.000円くらいにならないものでしょうか。

旅行業界の常識として、無駄に空けておくくらいなら、
安くても人を呼ぶようにしなければならない、
というのがあります。
この考えを持たないと、客室稼働率は上がりません。
根底から経営を考え直すのなら別ですが。

みなさんのまち・村ではどうでしょう。
特に行政が作った施設では、
このような問題が多いのではないでしょうか。

赤字は補助金で穴埋め。
それがあたりまえになっていて、努力をしません。

そんなところは、
まち・村の体験イベントだから安くしてくれ、
といっても聞き入れません。
では、どうすればいいのでしょうか。

体験民宿をやってくれる人を探す方法もあります。
行政からの命令として、施設に強制的に
協力させることも考えなくてはなりません。

いずれにしても、宿泊費を安くすることが、
来訪者を長く滞在させることにもつながるのです。

1日でも長くいれば、まち・村の良さを
もっと知ってもらうことができます。

また、宿泊費が安ければ、
いろんな体験プログラムを一度に楽しめます。
すると、別のプログラムが実施される時には、
また来ようと考えるのです。

体験イベントに絡んだ宿泊費は、“とにかく安く”です。


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