2010年01月22日

○○の町・○○の村に変貌できないか?

鳥取県境港市は「おばけのまち」。
これは、ゲゲゲの鬼太郎の作者・水木しげる氏の
ふるさとだから、そうなったのです。

おばけのブロンズ像のある商店街や
妖怪神社などもあります。

栃木県宇都宮市は「ぎょうざのまち」。
駅前には、ぎょうざの像が建っています。
有名人の像なんかより、余程楽しいです。

香川県高松市は「さぬきうどんのまち」。
最近ブームで、ツアーがたくさん組まれています。

このように、○○のまち・○○の村という
名前がついている地域は、みんながよく知っています。
また、マスコミも取り上げ、
全国に情報を流してくれます。

地域をイメージできるものが1つあれば、
それだけでまちづくり・村おこしは、
成功の入口に立つことができます。

みなさんのまち・村には、何があるでしょうか。

そばの町? 昆布の町? かっぱの町? いのししの村?
ほうれん草の村だっていいのです。

とにかく1つのテーマで、
イメージを創ってしまうことです。
徹底することが大切です。

何もない、というのなら、これから創ればいいのです。

「里いもの村」だって、
徹底すれば、有名になることはできます。

農家はみんないもを作ります。
JAのマークをいもに変えます。
村章もいもマーク。いものキャラクターもできます。

農家レストランは、いものフルコース。
お菓子屋さんもいも菓子を作ります。
いも煎餅でもいいのです。

イベントはもちろん、いも煮会。いも掘りレースも。
里いもオーナー制度。学校給食にも「いもの日」。
いも田楽の屋台も面白いかも。

と、これくらいのアイデアはすぐに出るはずです。
問題は徹底することです。

すべてを1つのテーマで統一することに意義があります。
そうすれば、間違いなくマスコミがやって来ます。


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2010年01月20日

長く滞在してもらうには、宿泊費がカギ。

私の町では、ある年1年間、
月1回のペースで宿泊体験を実施しました。
が、結果は散々なもの。

しかし、たまに1日体験を実施すると、
なかなか好評となります。

これは、あきらかに宿泊費の問題です。

不景気な今、宿泊をともなう体験は
ちょっと躊躇されます。
観光名所でもない、ただの田舎の町に
高いお金を遣って泊まろうとは思わないのです。

茅葺きの古い農家に泊まれるとか、
料理がとても良いとかがないと、
人は泊まってくれません。

しかも、私の町の宿泊施設は、
建物も面白くなく、部屋も狭い。
料理が旨いという評判も聞いたことがありません。
露天風呂もありません。

そんなところに、
大人1人12.000円も出すはずはないのです。

旅館・ホテルの競争が激しい今、
露天風呂はあってあたりまえです。
人気があるのは、露天風呂付き客室となっています。
しかも料理は豪華。プレゼントもあったりします。

そんなところでも、
7.800〜9.800円で泊まることができます。
実に安くなっています。

ちょっと前の民宿の値段です。
今、民宿でこの値段を出せば、
とんでもない料理を食べることができます。

そんな時代に、何の特長のない施設に
12.000円は出しません。

体験にやって来た人に対しては、
4〜5.000円くらいにならないものでしょうか。

旅行業界の常識として、無駄に空けておくくらいなら、
安くても人を呼ぶようにしなければならない、
というのがあります。
この考えを持たないと、客室稼働率は上がりません。
根底から経営を考え直すのなら別ですが。

みなさんのまち・村ではどうでしょう。
特に行政が作った施設では、
このような問題が多いのではないでしょうか。

赤字は補助金で穴埋め。
それがあたりまえになっていて、努力をしません。

そんなところは、
まち・村の体験イベントだから安くしてくれ、
といっても聞き入れません。
では、どうすればいいのでしょうか。

体験民宿をやってくれる人を探す方法もあります。
行政からの命令として、施設に強制的に
協力させることも考えなくてはなりません。

いずれにしても、宿泊費を安くすることが、
来訪者を長く滞在させることにもつながるのです。

1日でも長くいれば、まち・村の良さを
もっと知ってもらうことができます。

また、宿泊費が安ければ、
いろんな体験プログラムを一度に楽しめます。
すると、別のプログラムが実施される時には、
また来ようと考えるのです。

体験イベントに絡んだ宿泊費は、“とにかく安く”です。


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2010年01月19日

事例研究で、外の世界を見ろ。

何をするにも、過去の例を探ってみるのは、
役に立つものです。

その事例を実践した経緯や発想の方法、
表からは見えない失敗など、
あらゆる角度から見てみると、
自分たちのやるべきことが見えてきます。

田舎の人というのは、
自分たちの地域の素晴しい点・悪い点が見えていません。

地域にどっぷり浸かり過ぎ、
良いことも悪いことも、あって当り前となっています。
そこに住んでいる人間こそ、何も見えないものです。

そこで、外の世界を見ることをお奨めします。
各地のまちづくり・村おこしを
自分の眼で見てくるのです。

国内に限らず、海外へも出て行きます。

現代のような情報社会では、関連する資料など、
国の機関やTV、インターネットで
すぐにでも手に入りますが、
やはり、実際に見て触れてみないと、
本当の姿はつかめません。

生きた情報に直接接するのとそうでないのとでは、
学者と企業家ほどの差ができます。

決して、学者であってはならないのです。
知識だけでは、役に立ちません。
あれこれ言うのは、誰にでもできます。
実践するには、企業家にならなければいけないのです。

昔から、優れた職人や武芸の達人は、
諸国を旅して、武者修行を重ねていました。

殻に閉じこもっていてはだめです。
外を見て、己を知れ。
自分を磨くためには、外に出て行くことです。

それが、まちづくり・村おこしのプロになる、
もっとも有効な手段なのですから。

外を見てきたからといって、
そのマネをしていては失敗します。

地域によって、気候・風土・習慣などが違い、
同じ手法が通用するはずはありません。

第一、同じやり方では、誰からも注目されません。
やはり、他とは違う、
オリジナリティが欲しいところです。

外を見てきた広い視野で、
新しいアイデアを探ることが、
価値あるまちづくり・村おこしにつながるのです。


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