2010年02月01日

何もしない農協を働かせろ。

農民による、農民のための、農民の組織である「農協」。
のはずが、いまではただの
金融機関・保険会社となっています。

農民からも不満の声が上がっています。
「貯金と共済の勧誘の時しか、家にやってこない」と。

まちづくり・村おこしのメンバーにも、
農協関係者の名前はあまりありません。
農業国である日本の地域おこしには、
少なからず農業関係者は関わってくるはずなのですが。

メンバーは、商工会や青年会議所、
役場などが中心となっています。
農協は何をしているのでしょうか。

少し前、使ってはいけない農薬を
裏取引でさばいていた農協職員がいました。ご立派です。
それをわかっていて使う農民もすばらしいですが。

そんな人間はごくごく一部だ、
という方もいるかもしれませんが、
逆にいえば、氷山の一角かもしれないとも言えます。

農協の体質が、悪い方向に向いているのです。
輸入自由化や農業人口の減少など、
苦しい時代かもしれませんが、
もう一度、初心を思い出し、
農民のために働いてほしいものです。

そこで、まちづくり・村おこしにおいて、
農協が果たせる役割は
たくさんあるのではないでしょうか。

農業体験などは、
すべて農協で取り仕切ることができます。

有機農法への取り組みも積極的に関われるはずです。
ここで、“農薬が売れなくなる”などという
バカな農協は潰してしまえば良いのです。

農民に密着し、地域に根差しているからこそ、
どこよりも積極的にまちづくり・村おこしに
取り組めるはずなのです。
これは、大きな財産です。
もっと有効に使いたいものです。


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2010年01月30日

ブランドを創る。

まちづくり・村おこしで取り組みやすいのは、
やはり特産品づくりでしょう。
それは簡単だという意味ではなく、
当たればデカいということです。

地域の知名度も上がり、お金が落とされ、
雇用機会も増えます。
なかなか難しいことですが、
取り組む価値は大きいのです。

牛肉といえば松坂、黒ぶたは鹿児島、
タコ焼きは大阪、カステラは長崎、みかんは愛媛……
というように、
すぐに地名が出てくるような特産品となれば、
大きなブランドだと言えます。

そこまでいかなくとも、
こんにゃくの里、ゆずの里、たけのこの里など、
その地方で比較的多く作られるものを
ブランドとして育てることができれば、
それも大きな力となります。

ブランドを創るには、
ファッションブランドを立ち上げるのと同じように、
基本となるコンセプトやネーミング、
お店、販路にいたるまで、
きめ細かな項目を決めていかなければなりません。

その商品は、買った人にどんなメリットがあるのか。
ただ美味しいとか、便利だとかではなく、
どんな場面でどんな使い方をしてもらいたいのかを
イメージすることも大切です。

また、名前によって買われ方が
大きく違ってくることも忘れてはなりません。

たとえば、「リンゴジャム」というより、
『○○村の紅玉ジャム』とした方が、
お客さまは興味を示します。

販路については、
既存の土産物屋に置いてほしいと頼んだ場合、
何も考えずに適当なところに置かれるより、
販売什器を独自でデザインし、
専用のコーナーを作ってもらう方が注目度が増します。

さらに、専門店を自前で出すことも考えられます。

別の販路として、流通にのせる時には、
農協や卸会社などに頼ることは危険です。
儲けることばかりを考えて、
商品のイメージを大切に考えてはくれないからです。

また、外国産ぶたを国産だと偽ったり、
中国産椎茸を国産だと言ったり、
汚いことをする可能性もあります。

こんなところに任せては、
せっかく創り上げたブランドの力が衰えてしまいます。
極端な場合、ブランドが消滅しかねないのです。

少し前にも、使ってはいけないホルマリンを
使ったフグを堂々と出荷していました。

いくら害はないとは言え、こんなことをしては、
消費者はこのブランドを信用しなくなります。
大失敗です。

目先のお金のために、
ブランドの力を落としてしまったのです。
こういうことをなくすためにも、
そのブランドのファンとしても、
消費者はこんな行為を許してはならないのです。

生産する側としても、
将来を考えて出荷をやめるべきでした。

ブランドを創り、育てるためには、
誠心誠意取り組まなくてはなりません。
それが、信用づくりであり、特産品づくりなのです。


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2010年01月27日

東京ディズニーリゾートへ行こう!

来園リピート率97%以上。
東京ディズニーランドに来ている人のほとんどが、
2回以上来園している人たちなのです。

この驚異の数字は、何を表わしているのでしょうか。

キャラクターがかわいい、アトラクションが面白い、
物語がある……。
それだけではこの数字は存在しません。

一歩足を踏み入れると、その秘密はすぐにわかります。
まったくの別世界、
異空間にいるような気持ちになります。

そんな演出のために、
とんでもなく細かなところに
気配りしていることに注目してください。

まず一番のすごさは、
「パーク内から外がまったく見えない」
ように作られていること。

これは、現実世界を見せないためのものです。
ビルや看板が見えないのです。
約14万6千坪の密室を作ってしまったのです。
これで、別世界を思う存分に楽しむことができます。

次に、「待つことが楽しい」
と思わせる仕掛けがあることです。

アトラクションに乗るために
1時間以上待つことがあります。
しかし、それがあまり苦痛ではありません。
さまざまな工夫があるからです。

待つための長い通路が作られ、
そこでは趣向を凝らした展示物を見せたり、
これから体験するアトラクションの
前振りのような映像をモニタで見せていたりします。

また、通路の途中には水飲み場が用意されていますが、
長い時間待って喉が渇いている人にはうれしいことです。

ここでぜひ見て欲しいのは、
この水飲み場がつねにペアであることです。

高さを変えてあり、1つは小さな子ども用、
もう1つは大人用となっています。
つまり、親子でいっしょに飲めるのです。

しかも、水の出る方向がどちらも外側を向いており、
お互いに見つめ合いながら飲むことになるのです。
親子のふれあいを演出してくれています。

さらに、「家族みんながいっしょに楽しめる」
ような気配りもあります。

さまざまなアトラクションで、
家族が並んで乗れるように案内してくれることです。
できる限り、知らない人との相乗りをさせず、
“家族みんないっしょ”となるようにしてくれます。

席が空いている場合にも、そこには乗せず、
次まで待ってもらいます。
次の人も家族・仲間といっしょになりたいので、
文句は言いません。

まだまだありますが、最後に1つだけ。

広いパーク内を歩きまわると
かなり疲れるだろうと思いますが、
それがさほど「疲れません」。

人の疲れはだいたい足から来ます。
しかし、ランド内の地面には、
歩く時のショックを吸収する特殊な加工を施しています。

他の遊園地では、
コンクリートやアスファルトになっているので、
すぐに疲れます。

疲れなければ、早く帰りたいとは思いません。

どうでしょうか。ほんの少し紹介しただけですが、
ディズニーリゾートの
心配りのすごさがわかると思います。

まちづくり・村おこしで、
これをマネしろといっているのではありません。
この精神を見習って欲しいのです。

ぜひ、行ってみると良いでしょう。
たかがキャラクターの遊園地ではないことがわかります。


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