2016年07月02日

移住者を“守る”姿勢が必要。

都会から田舎に移住した人が、
1年も経たないうちに、
都会に戻ってしまうことがよくあります。

そのもっとも多い原因は、
「馴染めなかった」ということ。

漠然とした理由ですが、習慣の違いなどから、
拒絶反応を起こし、人間関係も築けなくなるのです。

こんなイヤな思いをするなら、
こんな窮屈な生活を強いられるのなら、
「都会に戻ろう!」となるのです。

田舎には、都会では皆無とも言える、
厳しいルールや人づき合いがあります。

新参移住者の主義・主張など、
一切受け入れてもらえません。

集落の“掟”に、すべて従わなければならないのです。

都会からやって来た者にとっては、
非常に窮屈で、煩わしい地域生活となります。

心に余裕を持って、行動を共にすることが、
田舎暮らし成功の秘訣です。

とは言うものの、
そこまで“我慢”のできる人は多くありません。

「覚悟を決めて、来てください」
と言うしかないのですが、それでは、
田舎の人口を増やすことはできません。

過疎の町や限界集落が、旧態依然とした仲間意識で、
移住者を拒絶していては、町や村が滅んでしまいます。

人を増やす必要があるのなら、
歩み寄る姿勢で臨まなければなりません。

都会の人のドライな感覚も、受け入れるべきです。

そのためには、
町や村の長が意識を変える必要があります。

都会人と田舎の人の仲介役となるのです。

双方の言い分を聞いて、
妥協点を見出す役割を果たすのです。

地区の区長だけでは、
どうしても意見の偏りが出てくるので、
行政の人間が加わるようにすべきです。

できれば、その地域外出身の人、
もしくは地域出身であっても、
都会に出た経験を有する人が望ましいでしょう。

移住者が地域に溶け込むことはできなくても、
つかず離れずで、孤立することのないよう、
守ってあげる必要があります。

良き相談役となってあげるのです。

年月が経てば、自然なつき合いができるようになります。


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posted by 佐藤きよあき at 16:33| 基礎講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月17日

「災害対策」で、移住者を増やす。


田舎暮らしに憧れる人は多く、
理想の地を求め、各地を探し歩いています。

加えて、書籍やテレビ、ネットから得た情報をもとに、
夢のカタチを想像し、期待に胸を膨らませています。

そこから導き出される移住地は、
風光明媚な土地で人気もあり、
移住者がたくさん集まっているところです。

しかし今後は、
移住者の選択基準が変わってくるはずです。

見ためのイメージや住みやすさだけではなく、
“安全・安心な町”が選ばれるようになります。

数々の災害を経験してしまったからです。

その恐ろしさを知った人びとは、
理想だけを追い求めるような、
愚かなことはしなくなります。

「理想+安全・安心」が、選択基準となります。

絶対条件がプラスされるのです。

こうなると、受け入れる側は、
「自然豊かな土地ですよ、住みやすいですよ」
と、アピールするだけでは済まなくなります。

災害に対する備えを整える必要があります。

“もしも”の時の避難場所の確保、
非常時に必要な物品・食料などの備蓄、
緊急時情報伝達方法の徹底、
避難誘導体制の確立、
被災者支援方法の策定など、
あらゆる備えをしなくてはなりません。

その備え、すなわち「安全・安心な町」が、
移住者に強くアピールする“魅力”となるのです。

また、災害対策の徹底は、
地元民が強く望むことでもあり、
実現できるなら、町の“誇り”ともなります。

地元民が“安全・安心”を実感できれば、自ら声を出し、
移住希望者に奨めてくれるようにもなります。


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posted by 佐藤きよあき at 14:46| 基礎講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月04日

道案内標識を見直す。


地方へ出かけた時、目的地へたどり着くのに
苦労したことはないでしょうか?

パンフレットの地図がわかりにくい。
案内標識が少ない。あっても、わかりづらい。
私は、車の中でよく怒っています。

目的地の名前と方向を示す矢印を書いているだけで、
あと何kmかがわかりません。
それでも、頻繁にあれば、確認しながら行けるのですが、
そうではありません。

わかれ道があるのに、
何も標識がないことも多々あります。
これでは、迷ってしまいます。

この不親切さは、
地元の人がいい加減だというわけではなく、
“これでわかるだろう”と思い込んでいるからです。
都会から来た人の気持ちになっていないのです。

車でゆっくり走り、わかりにくい場所を
ひとつひとつ確認しながら、標識をつけるべきです。

目的地に着くまでに、迷ったり、イライラしたのでは、
着いた頃には疲れてしまって、楽しめなくなります。

また、あまりにわからないと、
途中であきらめて帰ってしまうかもしれません。

これでは、せっかくの村おこしも台無しです。
“わざわざ”来てくれる人を
スムーズに到着させることができてこそ、
村おこしのスタートラインに立つことができるのです。

そのためには、標識だけではなく、
わかりやすい案内パンフレットを
作ることも必要となります。

「たかが標識じゃないか。いいところなら、
探しながらも人は来てくれるさ」などと考えるのは、
やめた方が良いでしょう。

“いいところ”はいくらでもあります。
人はそちらへ流れてしまいます。

まちづくり・村おこしで大きな構想を描いている時には、
標識のことなど、細かなことのように
思えてしまうのですが、決して忘れてはならない、
非常に大切なポイントです。


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posted by 佐藤きよあき at 00:00| 基礎講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする