2018年04月15日

「2泊3日の滞在プログラム」を考えろ!

観光客の誘致を考える際、多くの自治体が、
「箱物」を作ったり、
「イベント」を実施しようとします。

観光資源が乏しいために、
こうした考えに至るのでしょうが、
お客さまの欲求がまったく考慮されていません。

有名人の記念館や地場産業の博物館が
1つできたところで、そのためにわざわざ遠くまで
足を運ぼうとするでしょうか。

楽しそうなイベントが行われたとしても、
その時限りの日帰り旅行です。

観光客で賑わっている地域を
視察に行ったことはあるのでしょうか。

自身が観光客となった時、
何をしたいのかを考えてみてください。

農業体験をしたいと思ったとして、
それが終わったらどうしますか。

それだけで帰ることになるなら、
遠くまで行く気にはなりません。

体験した後に、収穫したものを食べられたり、
温泉に入ることができたり、
星空の観察会があったりしたら、
そこで1泊したいと思うでしょう。

次の日にも、ハイキングや釣り、サイクリング、
カヌー、川下りなどができるとしたら……。

夜には、地元音楽家によるライブや伝統芸能の鑑賞、
民謡を聞きながらの酒宴があるなら……。

もう1泊して帰ろうか、となります。

3日目は、道の駅や産品販売所でお土産を買って、
帰路につきます。

まだまだ考えられることはたくさんありますが、
幅広い選択肢がなければ、
その地域を魅力的だとは感じにくいのです。

わざわざ足を運ぶ価値を作り出す必要があるのです。

そのための最低条件が「2泊3日」なのです。

「2泊3日」を楽しむことができるほどの
観光資源づくりを行ってください。


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posted by 佐藤きよあき at 11:01| 基礎講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月13日

珍しい野菜・果物を作れ!

道の駅や産品販売所が大盛況です。
朝早くから大行列ができるところもあります。

人びとは何を求めて、殺到するのでしょうか。

結論から言うと、そのほとんどが野菜や果物です。

その土地だけで作られているものではなく、
どこにでも売っているものです。

お客さまにその魅力を聞くと、
「新鮮で美味しいものが安い」と、返ってきます。

流通の発達したいま、
産地でなくとも新鮮で美味しいものは手に入ります。

しかも、安売りしているお店もたくさんあります。

なのに、わざわざ遠くまで出掛けて行くのは、
なぜでしょうか。

どうせ時間とお金を掛けるのなら、
ご当地グルメなどを目的にすれば良いはずです。

もちろん、ご当地グルメなども食べるのですが、
それはあくまで“ついで”のことで、
メインはお買い物です。

野菜や果物を買うのは、それが特に好きなわけではなく、
日常的に必要なものだからです。

贅沢さを感じることなく、
好きなだけ買っても良いからです。

高い土産物を買うような罪悪感がないのです。

ストレスなく、お買い物できるのです。

しかも、少し遠くまで行くことで、
旅行気分も味わえるのです。

趣味と実益を兼ねた、
楽しいレジャーになっているのです。

町づくり・村おこしを考えるのなら、
野菜や果物の販売所は欠かせないのではないでしょうか。

しかし、作付け面積の小さい地域だと、
販売所にボリュームがなくなり、迫力に欠けます。

その場合、どうすれば良いのか。

他の地域では売っていない、
珍しい作物を栽培するのです。

たとえば、日本ではあまり作られてはいないけれど、
海外の料理にはよく使われている作物。

品種改良されていない、原種に近い作物。

珍しい作物が注目されれば、
それだけで集客力は高まります。

人びとは、常に新しいものを求めています。

それが野菜や果物なら、他のものに比べて、
手を出しやすいのです。

食べ方を教えてあげれば、
試したいと思う人はたくさんいるはずです。

野菜や果物を買うことがレジャー化しているいま、
それらは立派な“観光資源”となります。


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posted by 佐藤きよあき at 15:42| 基礎講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月24日

名物ラーメンを作れ!

地方に人を呼ぶ手段としては、
さまざまなものが考えられます。

地域資源を活かした観光地化、テーマパークの誘致、
フィルムコミッションによる話題づくり……。

しかし、それらは手間・時間・費用が掛かり、
成功の可能性も未知数。

努力したからといって、報われるとは限りません。

また、プロジェクトが大き過ぎるため、
地域の人たちの意欲がそがれてしまうのです。

異次元のことで、何をして良いのかがわからず、
不安になってしまうのです。

これでは一体感も生まれず、チグハグなまま、
雲散霧消してしまいます。

地域おこしを目指すのなら、誰もが理解しやすく、
抵抗なく参加することのできるテーマを選択すべきです。

そこで、人を集めるために
もっとも効果的な“素材”をお教えします。

日本に留まらず、海外にまで広がり、
多くの人が興味津々で飛びつく素材。

『ラーメン』です。

話題のラーメン店には行列ができ、
全国のお店を食べ歩くファンも大勢います。

熱狂的なマニアだけの話ではありません。
ごく普通の人さえも、遠くまで足を運ぶのです。

それほど、ラーメンは愛されている存在なのです。

北海道・利尻島に、
「利尻ラーメン 味楽」というお店があります。

北の僻地、しかも島にあるお店ながら、
ここのラーメンを食べるために、
全国各地からお客さまが訪れ、
時には行列ができるほどです。

ラーメンのためだけに、島に渡るのです。

また、秘境グルメと呼ばれるお店にも、
ラーメン屋さんはあり、
山奥にでも人びとは訪ねて行くのです。

これほど集客できる“素材”は、他にありません。

地域の料理人やラーメン好きを集めて、
名物ラーメンを生み出してみましょう。

ラーメン1杯で、町・村が賑わうのです。

完成すれば、PRは簡単です。
ネット時代の利点を活かし、SNSですぐに拡散できます。

さらにつけ加えると、
周囲の人びとは必ず便乗して欲しいということ。

ラーメン人気に便乗して、
さまざまなお店を開店するのです。

温泉や旅館・民宿、射的場、スマートボール、甘味処、
釣り堀、キャンプ場など、
来た人が遊んで帰ることのできるようなお店・施設です。

ラーメンでお客さまが来たとしても、
それだけでは地域おこしにはなりません。

また、ラーメンだけでは、
わざわざ足を運ぶ人が限られてきます。

何か別の目的を作ってあげることが大切です。

複数の目的があることで、
「旅行」というイベントに変わるのです。

それが、地域おこしに繋がるのです。

たかがラーメン1杯ですが、地域の未来が見えてきます。


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posted by 佐藤きよあき at 16:29| 基礎講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする