2009年12月27日

利用しやすい体験施設。

八ヶ岳高原に行った時のことです。
小淵沢の貸別荘に泊まり、
その周辺と清里の方を見てまわりました。

すごいところだ、というのが率直な感想です。
広い範囲にわたって、お洒落なお店やペンション、
牧場、農場、美術館、体験施設などが、
たくさん建っています。

これほどまでに大きな観光地はあまりありません。
1ヵ月くらい滞在しないと、
じっくりとは遊べないでしょう。

細かな話はしませんが、
この旅でひとつ感心したことがあります。
体験施設の数としくみです。
とにかく、あらゆるところで、いろんな体験ができます。

陶芸や押し花、そば打ち、アクセサリー作り、乳しぼり、
野菜収穫などが、あちらこちらで行なわれています。

目的のところが実施日じゃなくても、
別のところで何かは体験できます。
体験目的で来た人には、都合の良いところです。
今日はできないのか、とあきらめなくても良いのです。

思い出づくりが手軽にできるのです。
『いつ行っても何かができる』。
これは、大きな特長になります。

小淵沢に、「スパティオ体験工房」
というところがあります。
ここは、1つの建物の中が、
体験教室ごとに区切られており、
営業時間内・休館日以外は、
いつ行っても体験することができます。

陶芸、押し花、機織り、フェルト作り、
ステンドグラスなど、12種類ほどが体験できます。
これだけ選択肢があると、来訪者の幅も広がるでしょう。

また、ここの敷地内には、ホテル、温泉、
レストランもあり、多くの客を集めることができます。

ここで注目したいのは、
『たくさんの種類の体験メニューが、いつでもできる』
ということです。

最近のグリーンツーリズムの流行で、
小さなまち・村でも、体験メニューを用意していますが、
イベントのような体験を単発で行なっているだけで、
“いつでもできる”ではありません。

木工や押し花なども、その都度、会場や材料を用意して、
しかも客の方は、
前もって予約しなければならないのです。
これでは、なかなか客は増えません。

木工体験館などは全国で見られますが、
「木工しかできない」。

役場のお固いシステムや予算、
人材などの問題もあるでしょうが、
できれば、「スパティオ」のような
複合体験施設を作りたいところです。

なにも新しい建物を作ることはありません。
空農家や廃校を利用すれば良いのです。
その方がかえって都会の人には面白がられるでしょう。

いちいち予約を取って、その時間に行って……
ということが、多くの人にとっては
非常に面倒なことです。

さらに、メニューが1つでは、
単純に考えても10のメニューを持つ施設より、
10分の1の人しか興味を持たないことになります。

実際に来る人の確率はさらに低くなります。
多くの人に興味を持ってもらうためにも、
できる限り多くのメニューを揃え、
1つの場所でできるようにすることが大切です。


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posted by 佐藤きよあき at 00:00| 基礎講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする