2010年01月05日

移住者の意見を聞け。冷静に見ている。

まちづくり・村おこしの基本に、
「風」「土」論というものがあります。

「風」とは、外から訪れる人たち。
「土」とは、その地に根づいた人たち。

まちづくり・村おこしには、
「風」と「土」の両方が必要だという考え方です。

「土」の人は、概して自分たちの地域のことは
見えにくくなっています。
そこで、「風」である外部の識者や専門家の
意見を求めるのが良いのです。

外からの視点や知恵を導入することで、
地元の人たちは刺激を受け、
あらためて自分たちの地域の良さや悪さを
発見できるのです。

しかし私は、識者や専門家ではなく、
都会からやってきた移住者に
意見を求めることを奨めます。

まったくの外部の人では、
地域の外面しか見えないことが多く、
地元に根づいた考え方がなされない心配があるからです。

アイデアは出てくるでしょうが、
はたして本当にそれが地元に合っているのかどうか。

しばらく暮らした移住者なら、
地元の風土・風習もわかってきて、
見た目ではわからない、
本当の良いところ・悪いところを知っています。

そのうえ、永年の都会人の感覚も持っています。
都会人の求めるものもわかるし、
田舎の人の考え方も理解できます。
つまり、冷静に物事を判断できるのです。

私もそういう立場の人間ですが、
地元を絶賛することもあれば、
おもいっきり悪口を言うこともあります。

良いところ・悪いところが見えています。
地元の人は、良いところも悪いところも
気づいていない場合が多いのです。
だから、ぜひ移住者に意見を聞いて欲しいのです。

その時に注意したいのは、地元には、
「よそから来た人に、何がわかる」
と言う人が必ずいるということ。

こんな人は、メンバーに入れない方が良いでしょう。
もしくは気長に説得する根性を持つことです。

まあ、知らぬ顔をしていても、事が成功すれば、
まったく逆の発言をするはずですが。

よそから来たからこそ、
物事を冷静に見ることができるのです。

新しい息吹を運んでくれる「風」を感じ、
「土」を耕していきましょう。


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posted by 佐藤きよあき at 00:00| 基礎講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする