2010年01月07日

ここは日本だ、ということを忘れるな。

海外の都市と姉妹提携した。
だから、村をその都市のような風景にしたい。

海外視察で、ヨーロッパの美しい風景に出逢った。
だから、村にヨーロッパの建物を再現しよう。

村の施設をバロック建築にして、
みんなをアッと言わせよう。

外国の街をそっくりそのままミニチュアにして、
たくさんの客を呼ぼう。

なんと、愚かな者たちよ。ここは日本です。
永年育まれて来た風土・文化の中で、
そんなものが似合うはずはありません。

気候も違えば、風景も違う。人種も違う。
違和感が無いわけがありません。

一時的には、もの珍しさで
人はやって来るかもしれませんが、
すぐに飽きられます。
やがて、誰も来なくなり、さびれていくのです。

単なるムダ遣いをしただけとなります。
こんなことを考えるのは、
だいたい成り上がりの俗物議員が多いのですが。

“日本の良さ”を考え直してください。
美しい風景・伝統文化があったではないですか。

「テーマパーク」を作るというのなら、
話はわかりますが、「東京ディズニーリゾート」を
超える自信があるのでしょうか。

いまやテーマパークは考えるだけムダです。
お金がかかるわりに、成功は難しいのです。

それよりは、「まち・村」の個性をテーマにし、
まち・村全体をテーマパークだと
考えてみてはどうでしょうか。


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2010年01月06日

まち・村の“色”づくりをぜひ。

簡単にいうと、まち・村のシンボルのような
『色』を決めるということ。
風土・風習、土地柄のことではありません。
本当の「カラー」。

色というのは、人に訴える力があります。
つまり、印象が強く残るのです。
まち・村のいたるところに同じ色があれば、
その土地の印象は“○○色のまち・村だ”
ということになります。

だからといって、自然が多いから緑、海辺だから青、
雪国だから白では、
同じような土地はいくらでもあります。

そうではなくて、その土地にマッチングした色。
もしくは、目指そうとするテーマにそった色です。

たとえば、いろんなところで黄色を使うとします。
実は、風水をテーマにした村おこしなんだ、
という具合に。

栃木県の那須地方では、
看板やサインがすべて「茶と白」で描かれています。
地元商店のみならず、
大手チェーンのレストランやコンビニでも、
茶と白で統一されています。
この徹底ぶりが重要なのです。

まち・村のイメージが、色だけでも作れてしまうのです。
しかも、統一することで、美しい景観をも創出されます。

スイスのある村では、条例によって
屋根の色が「深い赤」で統一されています。
しかも、屋根の向きさえ規制されています。
これによって、見た目の美しさが保たれているのです。

街並みのきれいな地域では、
景観条例が施行されているところが多くあります。

建物は通りから何メートル中に
建てなければならないとか、
何階以上の建物は建てないとかです。

持ち主の勝手だ、と思われる方もいるでしょうが、
こうした「申し合わせ」に納得してもらわなければ、
美しい街並みを保つことは難しくなるのです。

中味で勝負! などといっても、
初めて来る人にそんなことはわかりません。
見た目が大切なのです。
第一印象が悪ければ、二度と来てくれません。


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2010年01月05日

移住者の意見を聞け。冷静に見ている。

まちづくり・村おこしの基本に、
「風」「土」論というものがあります。

「風」とは、外から訪れる人たち。
「土」とは、その地に根づいた人たち。

まちづくり・村おこしには、
「風」と「土」の両方が必要だという考え方です。

「土」の人は、概して自分たちの地域のことは
見えにくくなっています。
そこで、「風」である外部の識者や専門家の
意見を求めるのが良いのです。

外からの視点や知恵を導入することで、
地元の人たちは刺激を受け、
あらためて自分たちの地域の良さや悪さを
発見できるのです。

しかし私は、識者や専門家ではなく、
都会からやってきた移住者に
意見を求めることを奨めます。

まったくの外部の人では、
地域の外面しか見えないことが多く、
地元に根づいた考え方がなされない心配があるからです。

アイデアは出てくるでしょうが、
はたして本当にそれが地元に合っているのかどうか。

しばらく暮らした移住者なら、
地元の風土・風習もわかってきて、
見た目ではわからない、
本当の良いところ・悪いところを知っています。

そのうえ、永年の都会人の感覚も持っています。
都会人の求めるものもわかるし、
田舎の人の考え方も理解できます。
つまり、冷静に物事を判断できるのです。

私もそういう立場の人間ですが、
地元を絶賛することもあれば、
おもいっきり悪口を言うこともあります。

良いところ・悪いところが見えています。
地元の人は、良いところも悪いところも
気づいていない場合が多いのです。
だから、ぜひ移住者に意見を聞いて欲しいのです。

その時に注意したいのは、地元には、
「よそから来た人に、何がわかる」
と言う人が必ずいるということ。

こんな人は、メンバーに入れない方が良いでしょう。
もしくは気長に説得する根性を持つことです。

まあ、知らぬ顔をしていても、事が成功すれば、
まったく逆の発言をするはずですが。

よそから来たからこそ、
物事を冷静に見ることができるのです。

新しい息吹を運んでくれる「風」を感じ、
「土」を耕していきましょう。


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2010年01月04日

メールマガジンを活用しろ。

まちづくり・村おこしを実践しているものの
来訪者・移住者が増えない。
ホームページも作ったが、あまり見てもらえない。

そんな悩みも多いことでしょう。
それは、宣伝不足に他ならないのです。

アイデアも悪くないのに人が集まらないのは、
それを人びとが知らないからです。
もっと広くアピールしなければ、
興味さえ持ってもらえません。
では、どうすればいいのでしょうか。

これまでの発想だと、新聞・雑誌に広告を打ったり、
旅行代理店に依頼するところですが、
それでは広告費やマージンがかかり、
長続きしなくなります。

マスコミに記事として取り上げてもらえれば、
無料で宣伝できますが、
その場合はアイデアにインパクトがなければなりません。
また、掲載されたとしても
1回限りであることが多いのです。

そこで、「メールマガジン」の発行をお奨めします。

イベント情報はもちろん、
地域の面白いこと・面白い人、産品情報、遊び、
宿泊情報など、都会の人が知りたがる、
読んでいて楽しい情報を流すのです。
むろん、定期的に。

現在、グリーンツーリズムや田舎暮らしに
興味を持っている人はたくさんいます。

私は以前「実践的・田舎暮らし入門」
というメールマガジンを発行していましたが、
2500名の読者がいました。
田舎の良いところ・悪いところを
書いていただけのものに、
これだけの読者がいてくれたのです。

同じようなマガジンも多くあったので、
その読者数も考えれば、田舎に興味ある人は、
とても多いことがわかります。

これを使わない手はありません。
宣伝もできれば、直接モノを売ることもできます。

また、マスメディアと違って、
対象を絞り込んだアプローチができます。
これが、最大のメリットだと言えます。

今すぐ始めてください。
ITの世界は“また明日”は通用しません。

最後に、読者が多いメールマガジンの
特長を書いておきます。

懸賞やハウツーものは別として、
ライターの個性が出ているものには、
多くの読者がついています。
企業からのものでも、ビジネス向けでも、
私的なものでも、情報の多さではなく、
ライターの面白い個性が出ているものです。

追伸:現在、ブログを活用する方が増えていますので、
   そちらも検討された方が良いでしょう。


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2010年01月03日

“みんなでやろうよ、何かやろうよ”の推進。

まち・村の人びとみんなが、
このかけ声に賛同して何かを始めれば、
とても大きな力になります。

何でもいいから、同じ趣味を持つ人が集まって、
まち・村おこしにつながるようなことを始めるのです。

老人クラブや趣味のクラブなどは多々ありますが、
年に1度の文化祭で
関係者以外は観ない展示をやっているくらいです。

こういった活動は、生涯学習としては良いでしょうが、
まち・村おこしにはつながりません。

住民みんなが「まち・村」のことをもっと考え、
もっと外にアピールしたいと望むようにならなければ、
まち・村おこしは成功しません。

自分たちのやっていることに誇りを持ち、
自慢するくらいになることが大切です。

しかし、なかなか「いいだしっぺ」がいません。
つまり、発起人。

“みんなでやろうよ、何かやろうよ”と言い出す人です。

誰かが言い出すように、行政なり、
まち・村おこしの組織が仕向けなければいけません。
同じような趣味を持つ人は、多いはずです。

たとえば、木工。
みんなで販売できるような木工品を考えたり、
教室を開いたりもできます。

趣味で野菜づくりをしている人たちを集めて、
「プチ農家」
生業としてはムリでも、
農家レストランを開店させたり、
収穫祭イベントもできます。

お菓子づくりが好きなら、
みんなでお菓子工房をつくります。

陶芸やパッチワークなども
“売れる”製品をめざします。

みんなが『売る』ことをめざすのは、
技術の向上にもつながるし、
まち・村おこしの意識の向上にもなります。

やる気も出ます。生きがいにもなります。

みんなが、まち・村おこしを競えばいいのです。
そして、こうした活動をひとつにまとめると、
まち・村おこし文化祭も考えられます。

また、グループが活動しやすいように、
行政もバックアップしなければなりません。

場所の提供や資金援助・融資、宣伝などです。
みんなができることをめいっぱいやるのです。

「1グループ1名産品」ができるくらいになれば、
イベントなどしなくても、
わがまち・わが村へ人はやって来ます。

田舎の人はシャイな人が多いのです。
なかなか自分からは言い出しません。
誰かが言ってくれれば、
自分もやってみようかと思うのです。

「いいだしっぺ」が必要なのです。
その役割を果たすことができるのは、
行政か移住者かもしれません。



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