2010年01月12日

お客さまには、礼儀を忘れず。

観光立国やグリーンツーリズムという言葉が出て来て、
流行っていますが、
ここで忘れてはならない基本があります。

来てくれる人は「お客さま」だという
意識を持った上での“礼儀”です。

見に来てくれる、遊びに来てくれる人たちは
「お客さま」だという気持ちを忘れていることがあります。
都会では当り前のことですが、田舎ではできないのです。

客商売・サービス業であることを心に刻まなくては、
もてなすことなどできるはずがありません。

まちや村にわざわざ足を運んでくれて、
お金を落として行ってくれるのです。
これによって、サビれた土地が
生き返るかもしれないのです。
活性化されて、暮らしやすい快適な土地に
なるかもしれないのです。大切なお客さまです。

私が田舎に移住したり、
他の地方に行って感じたことですが、
商店の客に対する態度が非常になっていません。

お客「○○ありますか?」
店主「ないなぁ」

お客「これは○○に使えますか?」
店主「わからんなぁ」

お客「○○はどこにありますか?」
店主「そのへんにないか」

という調子で、客商売とは思えぬ無礼な態度。
しかも、タメ口です。

冷たい態度も良くないですが、
せめて敬語が使えないものでしょうか。
田舎で競争が無かったせいか、
努力をしなくても客が来るから、
こんな態度になるのです。

都会から来た人間にとっては、本当に頭に来ます。
大阪人なら、ケンカになるところです。

態度は悪くなくても、タメ口は多いです。
役場などでもそうです。

移住して暮らすには、
気を遣わなくていいという面もありますが、
観光で来た人はびっくりしてしまいます。

こういうタメ口は、中高年以上にとても多いです。
態度の悪いのも中高年以上。
若い人は比較的ちゃんとしています。

田舎の中高年以上は、あまり外の世界を知らないせいか、
世間の礼儀をわかっていない人が実に多いのです。

こういう基本的なところを改善しておかないと、
都会から来た人は二度と来てくれません。

まちづくり・村おこしに携わる人は、
客商売の研修に行った方が良いかもしれません。

まちづくり・村おこしは、まず人づくりからです。


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2010年01月11日

伝説で遊んでしまおう!

日本に、世界に、さまざまな伝説があります。
龍や人魚、ネッシー、やまたのおろち、鬼、かっぱ、
つちのこ、イエティ、ビッグフット……
これらの伝説が残っている地域はたくさんあります。

しかし、どうしてこれらが
もっと注目されないのでしょうか。

一時的に、テレビで取り上げられたり、
やらせ番組を作ってみたりしますが、
その場限りで長続きしません。

それは単なるニュースでしかないからです。
ちょっと面白そうなものを探して来ました、
という感じです。

地元も何をやっているのでしょう。
“そんなのただの伝説だから”“いるはずない”と、
村おこしに活用できるということを考えていません。

まあ、やる気がないということでしょう。
せっかくの財産なのに、なぜ活用しないのでしょうか。

本当はいないかもしれない。誰もがわかっています。
しかし、“もしかしたら”と思わせるロマンが
この手の伝説にはあります。
だから、それらの研究をする人がいるのです。

だったら、それをテーマに遊んでしまえばいいのです。
「徹底」すれば、
それなりに楽しいことができるはずです。

私の町にも「かっぱ伝説」があります。
資料は何もありません。
でも、面白おかしく遊んでしまえば良いのです。

「かっぱの仮装パーティ」や「かっぱグッズの開発」。
“かっぱ発見”などの「パロディ新聞」など。
名物が「かっぱ巻(きゅうり巻)」
というのも面白いかも。

とにかく徹底すれば、人は見に来てくれます。
そんなお祭り気分をみんな望んでいるのです。

伝説の生き物を創作したって良いのです。
物語を作って、絵本やアニメ、映画にして、
全国に発信してみましょう。
みんな面白がってくれることでしょう。


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2010年01月10日

あくまで住民主体で。プロは相談役。

村おこしはしたいが、何をどうやっていいかわからない。
おそらくそんな自治体も多いことでしょう。

国や県がガイドラインを作っていたり、
資料を持っている場合があります。

まず、それらを手に入れたり見たりして
勉強するのもいいでしょう。

しかし、それをそのまま真似してもうまくは行きません。
既に世に出たアイデアだからです。
つまり、二番煎じです。

特に、行政が持っているデータは、
大きな成功を得たものや有名になったものばかりで、
失敗例はありません。

また、行政の資料は、他の行政が関わった、
いわば自慢したい事例ばかりだということを
頭に入れておいてください。

それを頭に入れた上で、
成功要因の良いところだけを参考にすれば良いでしょう。

他には、「都市農山漁村交流活性化機構」や
「ふるさと情報センター」という組織がありますが、
これらから情報を集めることもできます。

グリーン・ツーリズムに関する講演会をしたり、
本を出版したり、問い合わせにも丁寧に答えてくれます。
資料なども送ってもらえます。

いろんな情報がほとんど無料で手に入りますので、
ぜひ、活用してください。

いろんなところから、あれこれたくさん情報を集めて、
それらを“なんとなく”で構わないので、
頭の中に入れておいてください。

じっくり検討して、整理する方法もありますが、
それらはあくまで資料ですから、
「縛られないように」してください。
必要な時に思い出せば良いのです。

さて、勉強したものの、だんだん「煩わしくなった」
「めんどうになった」という場合も多々あります。

それは、自分たちの生活に直接関係してこないからです。

行政はお役所仕事。住民は個人主義。
「得」が無ければ、一生懸命には動きません。
すると、中途半端な村おこしになってしまい、
結局は失敗します。

また、予算を計上して、
「プロ」に依頼するケースも出て来ます。

プロに依頼すれば、お金はかかりますが、
行政も住民も楽して、そこそこの成功が見込めます。
実際、成功している例もあります。

でも、それは本当のまちづくり・村おこしでしょうか。

住民が言い出し、住民みんなで考え、
みんなで行動することに
意味があるのではないでしょうか。

何もきれいごとを言っているのではありません。
たとえ失敗しても、みんなでいっしょにやったという
『事実』は、住民の財産であり、
またの機会の成功につながるものなのです。

もし、どうしても入口にさえ辿り着けないのなら、
「相談役」として、プロに助言をもらう方向で
考えてみてはどうでしょうか。

自分たちの考えたことを
プロの視点で検証してもらうのです。

すべてを任そうとすると、相手はプロですから、
自分たちが儲かるようなアイデアを出して来ます。

私は広告・販促のプロですので、
言っていることに間違いはありません。
これは、プロとして当然のことなのです。

やはり、あくまで住民主体で進めるべきです。
他の地域のプロでは、
『オリジナリティ』は生まれて来ません。

まちや村を一番愛しているのは、自分たちなのですから。


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2010年01月09日

徹底しなければ、意味がない。

地方に行けば、
その土地出身の偉人の資料などを展示した
「○○記念館」というのがあります。

しかし、面白いところはなかなかありません。
よほど興味のある人でないと、見ても感動しません。
展示しているものがしょぼいことも多々あります。

お金をかけた立派な建物も多いのですが、
あまり人は来ていません。

それは、宣伝が少ないこともありますが、
そんな記念館を1つ作ったところで、
誰も興味を示さないからです。

わざわざ、それだけのために足を運んだりはしません。

地元の人は、郷土の誇りだと
思っているかもしれませんが、
今現在注目されているような人物でもない限り、
誰も見向きもしません。

NHKの大河ドラマとか朝ドラの登場人物なら、
人は見に来るでしょう。
それでも、一過性で終わってしまいます。
なのに、地元の人はこのような記念館を作り、
遊ばせています。

ここで足りないのは、“もっと徹底してやる”ことです。

記念館を1つ作ったら、それで満足してしまっています。
そうではなくて、まち・村全体をその偉人で
埋め尽くすくらいのことはできないのでしょうか。

たとえば、物語の作者なら、
その作品の一部を彫った記念碑を
村中のあちらこちらに建て、
ウォークラリーをするとか。

俳人なら、吟行する。
物語を村芝居に仕立てて上演する。

産品にも、その人物を活かす。

「○○まんじゅう」だってかまわないのです。
無理やりにでも、「○○の湯」という温泉施設を
演出しても良いでしょう。

とにかく、すべてを統一してやることです。
これだけやれば、マスコミも注目しますし、
全国にも知れわたります。
記念館1つじゃ、誰にも知られません。

こういったことを役場などに言うと、
必ず同じ答えが返って来ます。

「予算がない」。

“ならば、初めからやるな。金のムダ遣いだ。
 いらぬ道路整備にばかり遣わず、
 もっと大切なことに遣え。
 町民・村民は、土木関係の人間ばかりじゃない。”

おっと、口調が荒くなってきたので、
このあたりでやめます。

言いたいのは、何事も徹底してやることの大切さです。
徹底しなければ、人びとは認めてくれません。
注目してくれません。


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2010年01月08日

まずは、地域資源の洗い出しから。

地域の活性化のために私たちはこれをやるんだ!
という明確なテーマが決まっている場合は良いのですが、
まちや村のために何かをしなければ、
というのが出発点なら、まずは、
自分たちの地域に「何があるのか?」を探り出したり、
見直したりする必要があります。

まったく何も無い土地など存在しません。
歴史的な人物が生まれていたり、
めずらしい建築物、民話があるかもしれません。

もし、そういったものが無くても、
美しい自然、素晴しい風土・風習があります。
人もいれば、山や川、海、田畑もあります。
それで充分です。

とにかく、調べることができるものは、
まちづくり・村おこしの素材として、
たくさん集めるようにしましょう。

単なる古い言い伝えでもかまいません。
加工の仕方・味つけ次第では、
素晴しいテーマとなり得ます。

そこで注意すべきは、
実行メンバーだけで素材を集めようとしないことです。
できれば、住民すべてに声をかけることが望ましいです。

メンバーのつながりだけでは、限界があります。
アンケートでも良いでしょう。
地区ごとに集まってもらっての
聞き取り調査でも良いです。
“小さなもの”を見逃さないようにしてください。

素材がたくさん集まったと仮定して、
その中から発想を広げていけそうな素材を
選び出す作業が待っています。
これは簡単なことではありません。

素材のひとつひとつについて、
どう料理すれば使えるかを考えてみるくらいの気持ちで、
じっくりと選び抜いてください。

この作業をいくつかこなしていると、
徐々にアイデアの出し方、考え方、まとめ方が
身についてくるはずです。

また、メンバーの特性などを見極めることができ、
今後の活動方法などの参考にすることもできます。

次の『アイデア出し』のステップと考えて、
ぜひともやって欲しい作業です。


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