2019年07月18日

地味だがヒットの予感! 『豊川いなり寿司フェスタ』。

毎年3月、愛知県豊川市にある豊川稲荷の境内にて、
「豊川いなり寿司フェスタ」が開催されます。

いなり寿司発祥の地のひとつと伝えられているので、
それを利用した町おこしの一環です。

このイベントのメインとして、
「豊川いなり寿司食べ比べ選手権」と題した、
コンテストが行われます。

市内のお店が様々なアイデアでチャレンジし、
食べた人の投票によって、優勝が決まります。

昨年で第10回目となったそうですが、
聞いたことのない人が大多数だと思います。

豊川稲荷という名をなんとなく知るだけで、
その地域に興味を持ったこともないのでは?

他に名所・旧跡などがあるのかどうかさえ、
知らない人が多いでしょう。

日本中の大方の人は、
その程度の認識ではないでしょうか。

失礼ですが、それほど地味な土地なのです。

いなり寿司で町おこし、
というのもなかなか地味な発想です。

庶民的な食べ物として、
日本中に浸透してはいるものの、
ごちそう感もなければ、派手さもありません。

しかし、
たまに食べたくなるほどの存在感は持っています。
「なくても良い食べ物」ではありません。

「いなり寿司には眼がない」という人は少なくとも、
好きな人は多いでしょう。

B級グルメと言ってしまうにも、
ややインパクトが弱い。

しかし、ふと食べたくなる、あの魅力は何でしょう。
食べると安心する、あの感覚は何でしょう。

和食の伝統である、甘辛い味つけに、
日本人として惹かれるのではないでしょうか。

ずばり、煮物の味つけなのです。
そして中には、これまた日本の味である、
寿司(酢めし)が入っています。

この組み合わせをマズいと感じるはずはないのです。

この味は、まさに「ユネスコ無形文化遺産」となった
和食の基本なのです。

もっと注目されても良い食べ物です。

いなり寿司フェスタでは、
いろんなアレンジが加えられたいなり寿司が登場し、
その可能性が披露されています。

食のふるさと的な味わいをベースに、
新しい工夫を盛り込み、
やや地味な存在であったいなり寿司に、
光を当てようとしています。

美味しいながらも、ややインパクトの弱い、
パンチのないいなり寿司ですが、
あと一歩で衝撃的な変身を遂げそうです。

奇をてらったいなり寿司を
期待するわけではありませんが、
“何かが足りない”という部分を補えば、
必ずや豊川の名物となり、
町おこしは成功するでしょう。

全国からこぞって人が訪れるでしょう。

posted by 佐藤きよあき at 14:57| 基礎講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月11日

“だしパック”が土産物になる!? ご当地ものの可能性。

関西のある会社が、観光土産として、
京阪神の三都をイメージした
『ご当地だし』を販売しています。

大阪「なにわのだしパック」。
京都「はんなりだしパック」。
神戸「ベジ野菜だしパック」。

料理のだしは、その土地によって違うので、
地方の食文化を知ることができます。

多少なりとも料理をする人なら、
興味を持つに違いありません。

土産物としてのインパクトには欠けますが、
非常にユニークな発想です。

食に強い関心を持つ人が増えているので、
面白がってくれるでしょう。

最近は、ネットに流れるお店情報を頼りに、
遠くまで出掛ける人が多くなっています。

観光を主たる目的とせず、
美味しいものを食べるためだけに、
わざわざ足を運ぶのです。
行列を苦にすることもありません。

それほど、食への執着が強まっていると言えます。

よって、“だしパック”の売れる可能性は高い
と読み取ることができます。

また、ご当地B級グルメなどが
注目されたこともあり、
知らない食文化への興味も高まっています。

そこに、地方企業のビジネスチャンスがあります。

地元でしか認知されていない、
地元でのみ消費されているものを全国に拡販する、
大きなチャンスです。

地元の人たちによって、
日常的に使われているものを
土産物として販売するのです。

地方には、地元のみで消費されるものを作っている、
小さなメーカーが数多く存在しています。
決して全国には知られていない企業です。

こうした、「地元の人だけが知っているもの」に、
いま日本中の人が興味を示します。

情報さえ広く流れれば、
人びとは自ら探して来てくれます。

“ご当地もの”の魅力に惹かれるのです。

ビジネスを考えるなら、
地元でしか手に入らないものを
探してみれば良いのです。

地元の味噌蔵やしょうゆ蔵、ソースの醸造元、
缶詰工場、パン屋なども
面白いのではないでしょうか。

これまで土産物として考えられることも
なかったものを新しい土産物として
アピールしてみるのです。

ありきたりな土産に、人びとは飽きています。

ちょっと変わったもの、珍しいものを求めています。

地元の人が、その良さに気づいていないものを
見つけることが重要です。

日本中には、まだまだたくさん眠っています。

posted by 佐藤きよあき at 08:18| 基礎講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月04日

世の中は、「鬼平犯科帳」を求めている。

かなり以前、
テレビで放送されていた時代劇「鬼平犯科帳」。

いまだに、地上波、CS、BSで、
再放送され続けています。

なぜ、それほどまでに人気があるのでしょうか。
その魅力とは?

火付盗賊改方・長谷川平蔵の悪党を許さぬ姿勢が
ウケているのですが、加えて、
情緒たっぷりな江戸の風物詩や当時の食文化、
美しい風景、そこに生きる人びとの人情を
見ることができるからでもあります。

そこにファンは魅了されているようです。

何れも現代にはないもの故に、
人びとは惹かれるのかもしれません。

正義が通らない世の中。
便利さのために忘れられた風情。
偽装や薬漬けの見ため重視食品。
ポイ捨て、不法投棄で汚れた街。
自己中ばかりのギスギスした人間関係。

そんな現代に疲れている人たちが、
「鬼平犯科帳」に夢を見ているのでしょう。

この人気時代小説をテーマにした、
パーキングエリアがあります。

NEXCO東日本・
東北自動車道羽生パーキングエリア(上り線)に、
江戸の世界観を、時代考証に基づいた街並みや
建物の意匠などで表現した「鬼平江戸処」という
施設を数年前に作りました。

長谷川平蔵の生きた江戸を再現するために、
建物から小物類に至るまで、民俗学者が監修し、
江戸の町並みをリアルに作り出しています。

鬼平ファンならずとも、
多くの人が行ってみたいと思うでしょう。

また、鬼平に限らず、
いま江戸時代に注目が集まっています。

江戸の暮らし・文化を紹介する番組や雑誌も増え、
興味を持つ人が増えています。

江戸時代は、浮世絵、歌舞伎、長唄、
洒落本、花見、花火といった、
楽しく愉快な文化が芽生えた時期でもあります。

寿司・天ぷらなど、
日本を代表する食文化も広まりました。

非常に興味深く、面白い時代です。
誰もが憧れてしまうでしょう。

ここに、チャンスがあります。

先のパーキングエリアのように、
江戸をテーマにした施設やお店を作れば、
注目されることは間違いありません。

日本の古き良き文化の再現は、
人びとにしばし夢を見せることができます。

「ディスカバー江戸」。
疲れた時代の癒しビジネスとなります。

posted by 佐藤きよあき at 09:17| 基礎講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月26日

地域一丸となって、名物づくり。

「淡路島牛丼プロジェクト」。

地元産の玉ねぎ、米、牛肉を使った牛丼を作り、
観光資源として、集客を狙った取り組みです。

島内46店舗で、それぞれオリジナルの牛丼が
食べられるようになっています。

地域全体が、
ひとつのテーマで町おこしをすることは、
素晴らしいことですし、商売上も有効な手段です。

宇都宮餃子、喜多方ラーメン、讃岐うどん、
静岡おでんなどが有名です。

特に「食」に対する人びとの興味は、
尽きることが無く、かつ貪欲なので、
名物としては、最高・最適なものではないでしょうか。

美味しいもののあるところに、
人びとは集まってきます。


ただし、なぜ牛丼なのでしょうか?

わざわざ交通費・宿泊費を払ってまで、
食べに行きたいと思うでしょうか。

「食」は完成しないものなので、
人びとは、より美味しいものを探し続けます。

しかし、牛丼は例外です。

私の主観も入りますが、
牛丼は「吉野家」で完成されているものです。

「吉野家」以上のものは、
できないとさえ思っています。

牛丼のイメージを創り上げたお店でもありますから、
それ以上のものは存在しないのです。

posted by 佐藤きよあき at 10:22| 基礎講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月17日

漫画・アニメによる「町おこし」は、本物の“オタク”でなければ成功しない!?

埼玉県久喜市にある「鷲宮神社」は、
知る人ぞ知る“聖地”です。

漫画・アニメファンの聖地。オタクの聖地。

漫画「らき☆すた」の舞台となったことで、
一躍脚光を浴び、多くの「らき☆すた」ファンが
訪れるようになりました。

神社としても、
これ幸いと積極的にアピールするように。

それ以上に熱を上げてしまったのが、地元商工会。

イベントを企画したり、
関連グッズの販売まで手掛けるようになり、
町は「らき☆すた」一色となりました。

こうした取り組みを
『聖地巡礼型まちづくり』と呼び、
いまや、全国に広がっています。

「らき☆すた」以前では、
鳥取県境港市が「ゲゲゲの鬼太郎」を
テーマにした町おこしをしています。

作者・水木しげる氏の出身地であることから、
水木ロードと名づけた通りには、
妖怪像が立てられたり、
ゲゲゲをテーマにしたお店がたくさんできています。

NHK朝ドラの「ゲゲゲの女房」後は、再ブレイクし、
さらなる集客に大きく貢献しました。

このように、
漫画・アニメの舞台や作者の出身地などでは、
それを活用した町おこしに積極的です。

しかし、問題もあります。

これまで見向きもしなかった漫画・アニメなのに、
注目を集めることがわかると、
すぐさま利用しようとします。

ところが、すべてが成功しているわけではありません。

それは当然のことです。
どんな漫画なのかも知らず、人気があるというだけで、
“手を出している”程度なのですから。

関わる人間が本物のファンではないので、
やることがすべて中途半端。

本質をわからずに利用するだけでは、
ファンに見破られてしまいます。

オタクはディテールにこだわります。
適当なことをすると、怒りを買うことに。

ゆえに、作品を知り尽くした上でしか、
成功は望めないのです。

漫画・アニメは、まちづくりに限らず、
経済の起爆剤とも成り得るのです。

以前流行った「けいおん!」という漫画を
例に取れば、音楽を始める中高生が増加し、
楽器が多く売れました。

登場する各キャラクターが使用している、
ギター、キーボード、ドラムと同じモデルに
注目が集まったのです。

実に単純な人種だ、と言えばそれまでですが、
流行りものには影響を受けやすいものです。

特に漫画・アニメの影響力は絶大なのです。

それは、日本にとどまらず、
全世界に広がっています。

オタクの祭典「コミックマーケット」には、
ドラゴンボール、ナルト、ワンピースなど、
数々の漫画キャラのコスプレをした人が
出現しています。

しかも、外国人も多くいます。

海外で行われる同様のイベントでも、
日本のキャラクターの人気が高いのです。

この動きを知った日本政府までもが、
漫画・アニメを輸出しようと言い出す始末。

確かに、日本が世界に誇れる産業かもしれませんが、
政府が乗り出すべきことではありません。

それくらい大きな潮流であることは
間違いありませんが……。

漫画を原作にした映画・ドラマも増えています。

アニメ専用映画館を
シャッター通り商店街に作る話も出ています。

漫画・アニメを活用することは、注目を集め、
ヒットする確率も高いかもしれません。

しかし、非常に安易です。

先に書いたように、
“利用”するだけでは、本物にはなれないのです。

はたして、この動きはどこまで続くのでしょうか?

posted by 佐藤きよあき at 10:08| 基礎講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月10日

人口100人の「徳島・伊座利地区」は、なぜ移住者推進に成功したのか?

徳島県の端、人口100人ほどの小さな漁村。
それが、美波町伊座利地区です。

人口100人のうち、
約6割が全国各地からの移住者だと言います。

どのようにして、
人口を倍増させることに成功したのでしょうか。

過疎化・高齢化は、どこにでもある問題です。

しかし、ほとんどの地域で、
決め手となる対策を見出せないでいます。

伊座利地区でも全国のそれと同じく、
人口減少により、
小中学校の児童が激減し、
廃校の危機を迎えていました。

子どもは地域の宝。未来の夢。
子どもなくして、地域は栄えません。

そう実感した住民たちは、
意を決して立ち上がったのです。

合い言葉は、「学校の灯を消すな!」。

そのために必要なのは、
若い世代の夫婦・子どもを持つ家族に
移住してもらうこと。

しかし、いきなりの完全移住は難しいので、
親子一緒の漁村留学生の受け入れを検討したのです。

まずは、行政に陳情・要望しましたが、
良い返事をもらえませんでした。

行政が動いてくれないとなると、
この手の話は頓挫するものですが、
住民は諦めませんでした。

自分たちで何とかするしかないと、
地域の子どもからお年寄りまで、全住民で構成する
「伊座利の未来を考える推進協議会」
を結成したのです。

最初に取り組んだのは、
まずは伊座利を知ってもらうこと。

現役の海女さんが、新鮮な魚料理を食べさせる
「イザリCafe」のオープン。

この地区は、定置網漁をはじめ、海女さんが獲る、
あわびや伊勢エビが豊富です。

これらは、充分に人を呼び込む資源となり得ます。

これまでは獲るだけでしたが、
地元で食べさせることで、
それが地域の魅力となります。

観光に来て、見てもらうことが第一。
そのための拠点となるのが、
「イザリCafe」なのです。

次に考えたのは、この“地域を体験”してもらうこと。

「一日漁村留学体験」「海女の仕事体験」。

“体験”はどこの土地でもやっていますが、
イベント的扱いに過ぎません。

しかし伊座利では、単なる遊びではなく、
移住を前提にしたものを実施しています。

そして、移住を考える際の大問題となる
「仕事」に関して。

生計が立てられなければ、移住はできません。

そこで、移住者を
漁師や海女として雇い入れているのです。

「イザリCafe」でも同様です。

基本的には、「すべて自己責任で生活できる方」
という移住条件を出してはいますが、
地元住民が親身になって、相談にのってくれます。

人の繋がりを大切にしている地域なので、
安心して移住できるのではないでしょうか。

これらのすべてを住民たちで行っています。

行政の手を借りられなかったことが、
かえって住民の“本気”を引き出したのです。

「学校の灯を消すな!」という強い思いが、
移住を考える人びとの心に
響いたのではないでしょうか。

特に目新しいことをやっているわけではありません。

真剣に取り組んだことが、成功に繋がったのです。


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posted by 佐藤きよあき at 14:49| 基礎講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月03日

「ご当地グルメ」がご当地を出ると、もう注目されない。

“ご当地グルメ”をはじめとする、
「ご当地○○」が大盛況です。

ご当地ヒーロー、ご当地アイドル、
ご当地ゆるキャラなど、
地方独自のものに注目が集まっています。

これは、身のまわりの“ありきたり”に飽きた消費者が、
面白いもの・珍しいものを
探し始めた結果だと推察できます。

確かに、地方には“変なもの”が多くあります。
探し出すと、いくらでも出てきます。

東京発信の文化には、
もう驚きが無くなってしまったのです。

その点、地方の文化には、
中央の常識を遥かに超えた異質感が漂っています。

「なに、コレ?」の連続です。

このように、「ご当地」が注目されることは、
地方の活性化・地方経済の起爆剤と成り得るのです。

ところが、ひとつの「ご当地○○」が流行り出すと、
すぐに全国に広めようとします。

ご当地ヒーローやゆるキャラが、
全国に出掛けてPRするのは良いでしょう。

しかし、「ご当地○○」と呼ばれる商品を
ネット通販などで大々的に売り出したり、
大都市にお店を出したりするのは、間違っています。

たとえば、グルメ。

以前、B-1グランプリで
ゴールドグランプリを獲得した、
岡山県の「ひるぜん焼そば」のお店が、
東京・大阪に出店したらどうなるでしょうか。

話題性もあり、たくさんのお客さまが集まり、
「ひるぜん焼そば」はさらに有名になっていきます。

お客さまにとっては、
「わざわざ岡山に行かなくても、
東京で食べられていいわね」となります。

そう、ご当地に足を運ばなくて良いのです。

これでは、町おこしには繋がりません。

都市に出店したお店は儲かるかもしれませんが、
肝心のご当地に人を呼び込めないのでは、本末転倒。

中には、地元に行って、他のお店も味わってみたい
と思う人もいるでしょうが、ほとんどの人は、
一度経験するとそれで満足してしまいます。

“話題のものは知っておきたい”という心理があるだけ。

本気でご当地に人を集めたいと思うのなら、
通販も都市への出店もやめるべきです。

“ここに来なければ、楽しめない”。

それが、地方の魅力なのです。


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posted by 佐藤きよあき at 10:49| 基礎講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月09日

町おこしには、「婚活イベント」より「豚カツ弁当」 。

結婚したいけど、できない。相手が見つからない。

そんな人たちが、
結婚相談所や婚活イベントを利用するのは、
大いに結構なことです。

日本の将来のためにも、
子どもを増やさなければならないので、
ぜひ、頑張って欲しいと思います。

そんな人たちを応援するために、
行政による婚活イベントが増えているようです。

私の地元・和歌山でも行っています。

主に、地元の男性を結婚させるために、
他府県から嫁に来る女性を探しています。

「結婚すれば、人口が増える」
との目論みがあるようですが、
そう甘くはないでしょう。

婚活イベントの成功率、すなわち、
親密なつき合いを始めたり、結婚に至ったケースは、
非常に少ないようです。

婚活イベントは、結婚したい人にとっては
必要なものであることに間違いはありませんが、
行政が行う意義はあまりないように思います。

イベントの成功率が低ければ、
税金の無駄遣いで終わってしまうのですから。

では、なぜ行政が婚活イベントを続けるのでしょうか。

住民を増やすことは、
将来の町おこしに繋がるとの思いがあるからです。

かなり長期的な計画ですが、
人口の増加は町おこしのひとつであることに
間違いはありません。

しかし、町おこしを目的とするなら、
“嫁探し”という限定的な戦術よりは、
もっと即効力があり、
かつ継続性が見込める戦術を取るべきです。

観光・地場産業・企業誘致……。

中でも、いまもっとも人びとの興味をそそり、
注目率を高める可能性があるのは、
「ご当地グルメ」です。

発想としては安易ですが、
その可能性の高さを考えると、婚活イベントよりは、
町おこしに早く近づくことができます。

たとえば、「豚カツ弁当」。

「婚活イベント」に掛けたダジャレですが、
後づけで深い意味を持たせています。

地元の放牧豚、平飼い鶏の玉子、
湧き水で育った米・小麦粉など、
地元産食材だけで作った、
究極の「地・豚カツ弁当」。

そんなご当地グルメを誕生させれば、
全国から人びとが集まって来ます。

ネット時代は、情報の拡散が早いので、
すぐに知れ渡ります。

「婚活イベント」では、
興味のある人が限定されますが、
「豚カツ弁当」なら、
日本全国ほとんどの人が興味を持ってくれます。

日本ブームのいまなら、
海外からのお客さまも見込めるでしょう。

人を掴むには、胃袋をつかめ。

それが、町おこしにはもっとも有効な方法なのです。


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posted by 佐藤きよあき at 16:14| 基礎講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月27日

「観光客誘致」と「定住促進」に必要な、町おこしキーワード。

どうすれば、人口流出を防ぐことができるのか。

どうすれば、移住者を増やすことができるのか。

どうすれば、観光客を呼び込むことができるのか。

あなたは、その答えをもうご存知のはずです。

情報はどこにでもあります。
本ブログにも記載しています。

人を惹きつけるために必要なものを
作り出せば良いのです。

「地元にこれがあれば、人は来てくれるだろう」
というものをひとつひとつ作っていけば、
町おこしは必ず成功します。

簡単ではありませんが、単純なことなのです。

そこで、“あれば良いなぁ”を羅列してみます。
これらを作っていきましょう。

「道の駅」「産直市場」「温泉」「農家レストラン」
「旅館」「民泊」「ゲストハウス」
「クラインガルテン」「フィールドアスレチック」
「体験教室」「ジェラートショップ」……。

「ネット環境の整備」「働く場所」「病院」
「スーパー」「病院&スーパーの巡回バス」
「移動販売」……。

これらがあれば、観光客も移住者も増えるはずです。

「お金も人手もないからできない」
という人もいるでしょう。

ならば、諦めてください。

廃れていく町で、文句ばかり言いながら、
細々と生きていれば良いでしょう。

足りないものはお金や人ではなく、
やる気と勇気です。


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posted by 佐藤きよあき at 11:20| 基礎講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月15日

「2泊3日の滞在プログラム」を考えろ!

観光客の誘致を考える際、多くの自治体が、
「箱物」を作ったり、
「イベント」を実施しようとします。

観光資源が乏しいために、
こうした考えに至るのでしょうが、
お客さまの欲求がまったく考慮されていません。

有名人の記念館や地場産業の博物館が
1つできたところで、そのためにわざわざ遠くまで
足を運ぼうとするでしょうか。

楽しそうなイベントが行われたとしても、
その時限りの日帰り旅行です。

観光客で賑わっている地域を
視察に行ったことはあるのでしょうか。

自身が観光客となった時、
何をしたいのかを考えてみてください。

農業体験をしたいと思ったとして、
それが終わったらどうしますか。

それだけで帰ることになるなら、
遠くまで行く気にはなりません。

体験した後に、収穫したものを食べられたり、
温泉に入ることができたり、
星空の観察会があったりしたら、
そこで1泊したいと思うでしょう。

次の日にも、ハイキングや釣り、サイクリング、
カヌー、川下りなどができるとしたら……。

夜には、地元音楽家によるライブや伝統芸能の鑑賞、
民謡を聞きながらの酒宴があるなら……。

もう1泊して帰ろうか、となります。

3日目は、道の駅や産品販売所でお土産を買って、
帰路につきます。

まだまだ考えられることはたくさんありますが、
幅広い選択肢がなければ、
その地域を魅力的だとは感じにくいのです。

わざわざ足を運ぶ価値を作り出す必要があるのです。

そのための最低条件が「2泊3日」なのです。

「2泊3日」を楽しむことができるほどの
観光資源づくりを行ってください。


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posted by 佐藤きよあき at 11:01| 基礎講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする