田舎暮らしに憧れる人は多く、
理想の地を求め、各地を探し歩いています。
加えて、書籍やテレビ、ネットから得た情報をもとに、
夢のカタチを想像し、期待に胸を膨らませています。
そこから導き出される移住地は、
風光明媚な土地で人気もあり、
移住者がたくさん集まっているところです。
しかし今後は、
移住者の選択基準が変わってくるはずです。
見ためのイメージや住みやすさだけではなく、
“安全・安心な町”が選ばれるようになります。
数々の災害を経験してしまったからです。
その恐ろしさを知った人びとは、
理想だけを追い求めるような、
愚かなことはしなくなります。
「理想+安全・安心」が、選択基準となります。
絶対条件がプラスされるのです。
こうなると、受け入れる側は、
「自然豊かな土地ですよ、住みやすいですよ」
と、アピールするだけでは済まなくなります。
災害に対する備えを整える必要があります。
“もしも”の時の避難場所の確保、
非常時に必要な物品・食料などの備蓄、
緊急時情報伝達方法の徹底、
避難誘導体制の確立、
被災者支援方法の策定など、
あらゆる備えをしなくてはなりません。
その備え、すなわち「安全・安心な町」が、
移住者に強くアピールする“魅力”となるのです。
また、災害対策の徹底は、
地元民が強く望むことでもあり、
実現できるなら、町の“誇り”ともなります。
地元民が“安全・安心”を実感できれば、自ら声を出し、
移住希望者に奨めてくれるようにもなります。
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