これらはいつも満員御礼。
「食」をテーマにしたイベントは、
何度繰り返しても、人々はたくさんやって来ます。
それは、人間の基本的欲求だからです。
物欲を満たしてあげても、それは一度きりのことです。
生きている限り、食欲は永遠です。
美味しいモノ、食べたことのないモノへの欲求は、
とどまるところを知りません。
これを満たしてあげれば、人々がやって来るのです。
簡単なことです。
美味しいモノを作るのは容易ではありませんが、
食べたことのないモノは、まわりに必ずあるはずです。
それは、郷土料理・家庭料理です。
その地方で昔から食べられている、
ごくありきたりの料理で良いのです。
都会の人にとってはすごく珍しいモノであり、
興味あるモノなのです。
「都会の人は、もっとハイカラなものでないとダメだ」
と思っている人は、いまだにいるのです。
グリーン・ツーリズムが広がっている現在でさえ、
こうした“ハイカラ”などという
古い認識の人が結構います。
それは、田舎の食堂・レストランの
メニューを見てもわかることです。
「ハンバーグ定食」「とんかつ定食」「海老フライ定食」
などがメインとなっています。
あとは、うどん・そば、丼物、カレーライス、
焼きそば、と続きます。
せっかく田舎に遊びに来て、
そんなものを食べたくはありません。
せめて2、3品、田舎を味わえるメニューが
欲しいところです。
『今』を認識している人は、農家レストランを開いて、
素朴な料理で来訪者の心を和ませています。
極端なことをいえば、
そこそこの味でしかなかったとしても、
都会の人には、珍しいモノを食べた
という満足感が生まれるのです。
また、田舎の雰囲気を出してあげれば、
美味しく感じるものです。
地元の産品でも家庭料理でも、
“こんなモノは喜ばれない”などと勝手に思い込まず、
まずはアピールしてみれば良いのです。
都会の人を招いて、意見を聞いてみるのも良いでしょう。
思わぬモノが、まちづくり・村おこしの
テーマとなるかもしれません。
食べるモノのあるまち・村は、必ず成功します。
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